Gracia開発部 2020年の振り返り

こんにちは、GraciaのCTOの林です。
弊社では「TANP」というギフトに特化したネットショップを運営しています。
2020年はプロダクト、開発組織共に大きく変化した年でした。今後のためにも、去年1年の振り返りを残しておこうと思います。

  

開発チームの人員増加、文化づくり

今年1年で開発組織は大幅に変化しました。

これまでGraciaは、創業期から一緒にTANPを立ち上げてきた学生インターンのメンバーと業務委託メンバーをメインに開発を進めており、正社員は在籍していませんでしたが、昨年1年間で新しく正社員のエンジニアメンバーが5名に増え、より開発組織の文化形成が進みました。

 

主な点としては、

  • レビュー文化の確立
  • コーディング規約の作成
  • 開発ドキュメントの整備
  • 分報制度の導入
  • 勉強会、LT会の実施
  • 日報、1on1などのコミュニケーション確立

などが挙げられます。

 

特に、昨年は新型コロナウイルスの影響もあり在宅で勤務することが多く、お互いの状況が見えにくい部分が多かったのですが、新しく日報や分報制度、LT会などの導入により、人が増えつつもしっかりコミュニケーションが取れていたのはよかったなと思っております。

 

 

データ基盤の確立

データ基盤

昨年は新しくデータ基盤にBigQueryを導入し、

  • 個人情報がマスキングされた本番DBのデータ
  • 商品のインプレッションやクリックなどのアプリケーションログ
  • iOSAndroidのイベントログ

などを一元的に管理することで、アクセシビリティが向上しました。

 

また、社内のBIツールにはRedashを使用してデータの可視化を行っています。弊社ではビジネス部門にもSQLを叩けるメンバーが在籍しているのが強みでもあるので、今後もデータ基盤の整備を進め、プロダクト改善を加速させていければと思っております。

 

 

ブランディング

TANPロゴ

TANPは10月に大幅なリブランディングを行いました。

 

元々はリボンのあるオレンジ色のロゴだったのですが、さらに「ギフトのNo.1プラットフォーム」を目指すべく王道感のあるロゴへ変更しました。また、ロゴだけでなくTANPの各ページのデザインやカラーコードの変更など、ヴィジュアル面での変更も行いました。

 

今回のリブランディングにより、TANPの今後の目指す世界観が言語化され、ヴィジュアルとガイドラインにうまく落とし込めたと思っています。

 

新しいスタートとなったリブランディングですが、プロダクトはまだまだ改善したいところが多く、今後も日々アップデートを続けていきます。

 

これからのTANPを一緒に作っていくデザイナーさんを絶賛募集しておりますので、ご興味ある方はぜひご連絡ください。

www.wantedly.com
ブランディングのプロセスに関しては弊社デザインマネージャーの記事があるのでそちらをご覧ください。

note.com

 

 

コーポレートサイトのリニューアル

Graciaは2020年7月に11億の資金調達を完了し、同時にコーポレートサイトのリニューアルも行いました。

gra-cia.co.jp

 

元々コーポレートサイトは、HTML + CSS + S3 + CloudFront という構成だったのですが、Nuxt.js + Cloudflare + Heroku という構成に変更し、より開発効率が向上しました。

 

特に、プレスリリースなどのコンテンツ管理に  @nuxt/content を使用することで、誰でも簡単にMarkdownでコンテンツの追加編集ができるようになりました。今弊社では、広報の方がMarkdownで書いたものをGitHubのPRで上げていただき、エンジニアが確認してマージするだけで本番にリリースされる、という効率化ができております。

 

 

iOSAndroidアプリのリリース

TANPは創業当初からWebアプリだけでの運営だったのですが、2020年1月にiOSアプリをリリースし、11月にはAndroidアプリもリリースしました。アプリならではのサクサク感、使いやすさはもちろんのこと、おすすめのギフトや記念日リマインダーなどのプッシュ通知もあるので、ぜひみなさんインストールして使っていただけると嬉しいです。

 

iOSアプリ:https://apps.apple.com/jp/app/tanp/id1492555045

Androidアプリ:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.gracia.tanp&hl=ja&gl=US

 

 

WMS(倉庫管理システム)のリリース

弊社は自社で倉庫を抱えておりまして、在庫の管理やラッピングなどのギフトのオペレーションも自社で全て行っております。かつ、EC側だけでなく倉庫などの基幹業務システムも自社でフルスクラッチで開発することで、複雑なギフトオペレーションの効率化ができており、注文から最短で1,2日で発送することが可能になっています。

 

 

今回、さらなるスケーラビリティと効率化を実現するべく、WMS(倉庫管理システム)を新しく自社で開発し、2020年12月にリリースしました。

 

今回のWMSの開発により、

  • 在庫の適切なステータス管理
  • オペレーションのシステム化

を実現することができました。

 

在庫の適切なステータス管理

今までは販売可能数(何がいくつあるのか)だけの管理しかできていなかったのですが、今回のリリースにより、1つ1つの在庫について、

  • どの棚にあるのか
  • どういう状態なのか ex)販売可能、不良品、名入れ待ちなど
  • 仕入れ日と卸価格はいくらなのか

などの詳細な情報を細かく管理できるようになりました。これにより、正確な棚卸しや会計上の処理などを行う土台づくりができました。

  

オペレーションのシステム化

今まで、商品のピッキングは出荷指示書に書いてある商品名を担当者が目視で確認し、人力で棚から探し出すという職人芸になっており、属人性が高く注文数が増えたときに対応できないという問題がありました。また、目視での作業ではミスを防ぐのにも限界がある、という問題もありました。

 

そこで、今回のWMSの改修では商品と棚を全てバーコードで管理するようにし、機械的にチェックを行えるようにしました。

 

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品川シーサイドにある倉庫の様子


 

さらに、現場の作業をシステムを通じて行うことで、誰がいつ商品をピッキングしたかなどのログが取れるようになり、これをもとに各工程の生産性を測り、現場のオペレーション改善につなげることが実現できています。 

 

今回の大幅なWMSの改修リリースはクリスマス繁忙期の真っ只中であり、エンジニアのみならず現場のオペレーションメンバーにも大きな負担をかけてしまったのですが、それでも致命的な不具合もなくリリースできたのはチーム全体の強さを感じました。

 

これからも、「システムによるリアルオペレーションの効率化」を実現すべくWMSの開発を行っていきます。

 

 

まとめ

2020年は開発組織もプロダクトも大きく変化した年でした。

2021年はさらに成長できるよう、より良いサービス、組織作りを目指していきます。

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